1/4『日本語学級(3)』
算数の日本語
算数の足し算・引き算に必要な日本語がたっぷりの名著でした。
残念ながらamazonではもう新品はなく
中古だけになっているようです。残念。
2/4『学習時計』
ラーニングリソーシズ生徒用
アナログ時計のしくみは針を動かして体感するのが一番。
長い針がぐるりと1周まわるあいだに、短い針はどれだけ動く?
あーそういうことか!とわかるまで,何度もまわそう!
〜積み重ねの学習〜
算数はよく「積み重ねの学習」と称されます。前に教わった内容の上に、次の学習内容を積み上げるように、教科書の単元が構成されています。まず易しいこと、つぎに難しいことに発展します。計算なら、足し算→引き算→かけ算→割り算の順に習います。数についても、はじめは整数だけを学習します。割り算を学習したあとはじめて、分数や少数が出てきます。
積み重ねは、家を建てることに似ています。土台がしっかりしていれば柱を建て屋根を組み、高い建物をぐらつかずに建てられますが、もし土台がぐらついていたり、柱が割り箸のように弱かったり、途中の階の床が抜けてしまったら頑丈な家を建てることが出来ません。
学校を長くお休みしたり、理解不足のまま次の学年へと進んだり、他の国にいたので習っていない単元があったりすると、学校では、前の学年や前の内容が分かっている前提で新しい概念を学習していくため、理解につまずくことがあります。
つまずいたときは、一度立ち止まって、内容をさかのぼり、分からなくなった内容をもう一度丁寧に学び直すことが大切ですが、子どもたち自身には、どこが分からないかを特定することや、ここを教えて欲しいと質問することは困難です。
さあ、子どもたちと一緒にタイムマシンに乗り、過去の単元でぽっこり空いた穴を探す旅に出ましょう。時間をさかのぼって、出来るところまで戻ります。励ましながらやり直し、算数の学びをしっかりと積み上げましょう。
3/4『算数・数学つまずき事典』
つまずいていてもだいじょうぶ
ていねいにやりなおそう
転入したときの未習単元が多いと、びっくりするようなつまずきを抱えているお子さんがいます。わからない理由のヒントがたくさんつまった事典から、教え方のヒントをもらっています。